新たに行う「採卵~新鮮胚移植(初期胚)」を以下の条件の元、
半額料金で治療いただけます。(回数制限:2回まで※)
2022年4月1日より不妊治療が保険適用となり、より多くの方に治療の機会をご提供することができるようになりました。
ただし、保険診療には「43歳未満であること」という年齢制限が設けられています。
当クリニックでは分かりやすい料金体系とするため、保険適用外の方であっても、保険診療の所定点数に準じた金額を自費診療の料金として設定しています。しかしながら、採卵の個数や凍結する胚の個数によっては、保険適用になる以前の当クリニックの料金と比較して、安くなる場合と高くなる場合があり、患者さまによっては経済的理由により治療の継続が困難になる方もいらっしゃいます。
当クリニックで生殖補助医療の治療をされている患者さまの約35%が43歳以上の方です(年間約500件)。この数字は、他医療機関で不妊治療を経験された後、転院されてくる患者さまが多いという背景もあります。
以下のご提案が、このような年齢制限による保険適用外の方々の負担を軽減し治療を継続していただけるよう、少しでもお役に立ちましたら幸いです。
料金設定
新たに行う「採卵~新鮮胚移植(初期胚)」を以下の条件の元、半額料金で治療いただけます。(回数制限:2回まで※)
※新たに行う「採卵~新鮮胚移植(初期胚)」、それに伴う余剰胚の凍結融解胚移植(初期胚)を合計2回までとさせていただきます。ただし、卵子が取れなかった/受精しなかったことにより、新鮮胚移植に至らなかった場合は、最大5回まで半額料金で採卵ができます。
(余剰胚の凍結代も半額です。)
※過去に凍結保存した胚の移植は対象となりません。
※初期胚のため着床前検査はできません。
お支払いの例(価格は税込です)
例1)採卵個数1個、体外受精、新鮮胚移植1個
1回目 | ¥239,800 | → | ¥119,900 |
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2回目 | 上記と同じ治療が可能です。 |
例2)採卵個数3個、体外受精、新鮮胚移植1個、凍結胚数2個(余剰胚)
1回目:採卵~新鮮胚移植 | ¥346,500 | → | ¥173,250 |
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2回目:凍結融解胚移植1個 | ¥132,000 | → | ¥66,000 |
3回目:凍結融解胚移植1個 | ¥132,000 |
選択可能なオプションサービス
上記条件下での治療に対するオプションで半額となります。
アシステッドハッチング | ¥11,000 | → | ¥5,500 |
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高濃度ヒアルロン酸含有培養液添加 | ¥11,000 | → | ¥5,500 |
条件
1 採卵予定個数は1~3個程度を想定しています。
2 胚移植は新鮮胚移植(初期胚)に限定し、移植は3日目に行います。
3 余剰胚ができた場合も、初期胚の状態で3日目に凍結します。この場合、2回目は凍結融解胚移植(初期胚)となります。
4 余剰胚が複数個凍結できた場合、3回目の移植からは通常料金となります。
5 採卵で6個以上卵子が取れた場合は、OHSS回避の為、新鮮胚移植は行わず3日目に凍結します。(凍結融解胚移植2回分は半額です。)
6 誘発やホルモン補充などの診察料・検査料・薬剤料は別途必要です。(通常料金です。)