女性の検査 検査・治療

生理周期で行う検査

ホルモンの分泌量、卵胞および子宮内膜の状態は、生理周期によって変化します。そのため以下のような検査は、周期に合わせた時期に行う必要があります。

生理周期で行う検査 生理周期で行う検査
FSH_卵胞刺激ホルモン検査 LH_黄体化ホルモン検査 E2_卵胞ホルモン-エストロゲン検査 子宮卵管造影 通水検査 子宮鏡検査 超音波検査 フーナーテスト 子宮収縮検査 ERA EMMA ALICE P4_黄体化ホルモン-プロゲステロン検査 BCE検査(CD138) FSH_卵胞刺激ホルモン検査 LH_黄体化ホルモン検査 E2_卵胞ホルモン-エストロゲン検査 子宮卵管造影 通水検査 子宮鏡検査 超音波検査 フーナーテスト 子宮収縮検査 ERA EMMA ALICE P4_黄体化ホルモン-プロゲステロン検査 BCE検査(CD138)
  • 月経期(3日~5日目)

    FSH(卵胞刺激ホルモン)検査

    卵胞の発育に必要なホルモンの基礎値を確認します。

    検査の種類 予約
    血液検査 不要

    LH(黄体化ホルモン)検査

    排卵の誘起に必要なホルモンの基礎値を確認します。

    検査の種類 予約
    血液検査 不要

    E2(卵胞ホルモン/エストロゲン)検査

    子宮内膜を妊娠しやすい状態にするために必要なホルモンの基礎値を確認します。

    検査の種類 予約
    血液検査 不要
  • 卵胞期(7日〜9日目頃)

    子宮卵管造影

    子宮や卵管の内側に異常がないか、検査後妊娠しやすい油性の造影剤を用いレントゲン撮影をします。
    ※ ヨードアレルギーの方はお申し出ください

    検査の種類 予約
    レントゲン検査 要予約(月経開始時に)
  • 卵胞期(7日〜12日目頃)

    通水検査

    軽度の癒着による卵管の閉塞が改善します。

    検査の種類 予約
    受付にお声かけください
    (当日可)

    子宮鏡検査

    ファイバースコープで子宮腔内に異常がないか観察します。

    検査の種類 予約
    要予約(月経開始時に)
  • 卵胞期~排卵期(医師の指示あり)

    超音波検査

    経腟プローブを挿入し、卵巣・子宮の状態を確認します。

    検査の種類 予約
    超音波検査 不要
  • 排卵期(医師の指示あり)

    フーナーテスト

    医師が指定した日に性交をしていただき、子宮頚管内への精子の入りやすさを確認します。

    検査の種類 予約
    超音波検査 受付にお声かけください
    (当日可)
  • 排卵期~黄体期

    子宮収縮検査

    子宮が収縮すると着床が阻害されるため、収縮が強い場合は投薬治療を行います。

    検査の種類 予約
    超音波検査 不要
  • 黄体期(医師の指示あり)

    ERA

    【着床の窓】の時期(胚の着床に最適な時期)を特定します。

    検査の種類 予約
    要予約

    EMMA

    子宮の細菌叢が最適な状態であるかどうかを判定することができます。

    検査の種類 予約
    要予約

    ALICE

    慢性子宮内膜炎に関連する10種類の病原菌の有無を検査します。原因菌がいると妊娠率が低くなると言われています。

    検査の種類 予約
    要予約

    BCE検査(CD138)

    子宮内膜細胞を採取し、形質細胞の特異的マーカーであるCD138免疫染色により、形質細胞の有無を確認します。

    検査の種類 予約
    要予約

    P4_黄体化ホルモン-プロゲステロン検査

    子宮の内側の膜を更に妊娠しやすいように変化させるホルモンの基礎値を確認します。この黄体が十分に働かないと黄体機能不全といって妊娠しにくい状態になってしまいます。

    検査の種類 予約
    血液検査 不要

いつでもできる検査

PRL_プロラクチン検査

プロラクチンは妊娠中やお産の後に下垂体から分泌されるホルモンですが、妊娠に関係のないときに高値になると不妊症の原因になります。

検査の種類 予約
血液検査 不要

甲状腺ホルモン検査

甲状腺に異常がないかを検査します。甲状腺の調子が悪いと月経や排卵の調子が悪くなったり、妊娠しにくくなったりすることがあります。

検査の種類 予約
血液検査 不要

テストステロン_男性ホルモン検査

排卵障害、多嚢胞性卵巣症候群(POS)の有無を確認します。

検査の種類 予約
血液検査 不要

AMH_抗ミュラー管ホルモン

卵巣予備能を知る指標で、卵巣年齢の推定に活用します。

検査の種類 予約
血液検査 不要

IgA IgG_抗クラミジア抗体

クラミジアは感染しても自覚症状は殆どないことが多いため、知らない間に子宮、卵管や骨盤腔に感染して不妊の原因になってしまうことがあります。

検査の種類 予約
血液検査 不要

抗精子抗体

精子を動かなくしてしまう抗体を抗精子抗体といい、不妊の原因になっていることがあります。

検査の種類 予約
血液検査 不要

感染症血液検査

B型肝炎、C型肝炎、梅毒、HIV等将来母児共に影響を与える可能性がある感染症の検査です。

検査の種類 予約
血液検査 不要

不育症(習慣性流産)の検査

ループスアンチコアグラント、抗カルジオリピン抗体IgG、抗カルジオリピン抗体IgM、抗フォスファチジルエタノールアミン抗体IgG・IgM、抗β2グリコプロテインIgG・IgM、第12因子、抗核抗体、プロテインS、プロテインC、亜鉛、銅、ビタミンD

検査の種類 予約
血液検査 不要

ネオセルフ抗体検査

β2GPIネオセルフ抗体は⾎管の炎症を引き起こすことで不妊症・不育症の原因となり得ます。採⾎した⾎液からβ2GPIネオセルフ抗体を検出し、陽性の場合は適切な治療を行います。

検査の種類 予約
血液検査 要予約

ヘルパーT細胞のTh1/Th2の測定

(習慣性流産の検査)着床・妊娠継続の指標となるTh1/Th2のバランスを検査します。

検査の種類 予約
血液検査 要予約

NK活性

(習慣性流産の検査)NK細胞活性が高い場合、細胞傷害性により流産となる可能性があります。

検査の種類 予約
血液検査 要予約

セントロメア抗体

(習慣性流産の検査)セントロメア抗体は受精や胚の成長に影響すると考えられています。

検査の種類 予約
血液検査 不要

TAT

(習慣性流産の検査)血液の凝固系が亢進した場合、高値となります。

検査の種類 予約
血液検査 不要

PIC

(習慣性流産の検査)血液の線溶系が亢進した場合、高値となります。

検査の種類 予約
血液検査 不要

染色体検査

(習慣性流産の検査)ご夫婦の染色体異常の有無を確認します。転座など流産する原因がわかります。

検査の種類 予約
要予約

MRI検査

不妊症の方でMRI検査を受けていただく必要があるのは子宮筋腫、卵巣嚢腫などの腫瘍がある場合です。子宮筋腫と子宮腺筋症の鑑別、子宮筋腫の位置の特定、卵巣嚢腫の大きさや種類の同定に有効です。

検査の種類 予約
他院へ紹介

ブライダルチェック

ブライダルチェックは、女性の身体が妊娠しやすいか、特有の病気や妊娠・出産に影響する病気にかかっていないかを調べます。主に、子宮や卵巣の疾患の有無、妊娠の障害になるようなホルモンの異常を調べる検査、性感染症検査などがあります。

検査の種類 予約
血液検査・内診・画像検査 要予約