ご自身の血液から、活性化させたPFC-FDを組成し活用する治療です。(移植周期に行います。)
PFC-FDを子宮内に注入することにより、内膜を厚くする、炎症を抑えるなどの子宮内環境の改善が期待でき、着床率の向上に繋がります。
PFC-FDとは
血液の中の多血小板血漿に含まれる「成長因子」のみを抽出・濃縮し凍結乾燥させたもので、体内の組織修復・治癒などを促す因子濃縮物です。
血小板に含まれる「成長因子」には、自己修復機能を促進するなど、子宮腔内の環境改善を期待できる「成長因子」が多数存在しています。
PFC-FD療法のメリット
- 着床率UPにつながる子宮内環境をケア
- 患者さまのお体に合った療法でアレルギーリスクが少ない
- 室内長期保存ができるので、急な治療スケジュール変更にも対応が可能
治療の流れ
- 1 医師にご相談ください。
-
2
採血を行います。(要予約)
専門機関にてPFC-FDを作成します。(約3週間) -
3
3週間後を目途に当クリニックに検体が届いているかご確認のうえ、お受け取りにご来院ください。
治療を行うまで、検体は患者さまご自身で保管してください。
(有効期限:製造後6ヶ月、室温保存) - 4 月経が開始したら、ご予約のお電話をお願いします。
- 5 移植周期の月経10日目と12日目に子宮内に注入します。(祝日の場合は変更あり)
- 6 注入の際は、検体をご持参ください。
※過去の感染症検査で陽性の方は、この治療をお受けいただくことができません。
料金
項目 | 自費(税込) |
---|---|
採血 | ¥11,000 |
PFC-FD作製 | ¥198,000 |
注入費(子宮内) | ¥22,000/1回 (1度の治療で2回分が必要) |
※別途、再診料が必要です。
※採血後に感染症が陽性と判明した場合は、採血費用のみいただきます。